太陽光発電 発電実績(month)

2017年5月の発電実績と不具合解消後の発電実績の検証結果を公開!

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当初からどうも発電実績がよくなく点検してもらった結果、「異常有り」で、5/25に故障個所の特定を調べたところ、パネルや配線に異常はなく、パネルの直列枚数が違う事によってパワコンが対応できていないということでした。

結果として、配線を4枚直列の4回路に一旦はつなぎ直した上でもう一度シュミレーションを出し直してもらい、それからパワコンを変えるか、配線を当初の4枚直列×4回路にするかを決めることとなりました。

その後はスピヨ太陽光発電所の本来の能力を発揮しているはずですが、いかんせん復旧したのが5/25なものですから、当然5月の発電実績はシュミレーションよりもほど遠いものとなっています。



ということで、5月の発電実績は

発電・・・475.2kWh
売電・・・394.1kWh
自己消費・81.1kWh

という結果でした。

 

5月のシュミレーションは586kWhなので、5月の実績と比べると

475.2kWh ÷ 586kWh = 0.8109・・・と、シュミレーション対比では約81.1%でした。

では、この5月の気象状況はどうだったのでしょうか。比べろぉ~

日照時間は212.4時間、全天日射量は1日平均19.0(MJ/㎡)でした。

過去30年の札幌市の5月の平均では、日照時間が198.4時間、全天日射量が1日平均17.9(MJ/㎡)です。

この5月と過去30年を比べると、

日照時間は、212.4時間 ÷ 198.4時間 = 1.0705・・・平年よりも約7パーセント上回っています。

全天日射量では、19.0(MJ/㎡) ÷ 17.9(MJ/㎡) = 106.14・・・平年よりも約6パーセント上回っています。この5月の気象条件は平年と比べて日照時間、全天日射量とも6~7%いい数値なので、発電実績がシュミレーション対比で81.1%だったことは、この5月はやはり発電量が少なかった。と言わざるを得ません。

ただ、これも最初に言った通り、5/25までは故障状態のスピヨ太陽光発電所でしたので、予想通りというか予想よりちょっと良かったかな、なんて思っています。

ではでは、5/25以降に本来の能力に戻ったスピヨ太陽光発電所の発電実績はどうだったのでしょうか!?気の早いヤマゾーはとても気になります。

ほんの数日ではありますが、検証してみたいと思います。

5/26以降の発電実績を検証してみた

 

5/25に復旧したのですが、検査のため半日ほど発電していなかったので、5/26から5/31までの6日間の実績で比較してみたいと思います。

5/26~5/31の発電実績は合計109.4kWhでした。なので1日当たりの平均発電量は18.23kWhとなります。5月のシュミレーションは586kWhで、1日当たりの平均発電量を計算すると、18.90kWhなので、18.23kWh ÷ 18.90kWh = 0.964・・・で、シュミレーションと比べると96%の達成です。

ではではではでは!発電に大きく影響を及ぼす気象条件はどうだったのでしょうか!?いってみよう!ここから先はヤマゾーもわかりません!!

気象庁の過去の気象データから、5/26~5/31の日照時間を計算すると、この期間の日照時間の合計は41.7時間で、1日当たりの平均日照時間は6.95時間となります。5/26~5/31の全天日射量の平均は19.58(MJ/㎡)となりました。

過去30年の札幌市の5月の平均日照時間を5月の日数の31日で割ると、一日当たり6.4時間で、全天日射量は17.9(MJ/㎡)となります。さあ、比べろぉ~

日照時間、6.95時間 ÷ 6.4時間 = 1.0859・・・約108.6パーセント

全天日射量、19.58(MJ/㎡) ÷ 17.9(MJ/㎡) = 1.0938・・・約109.4パーセント

日照時間、全天日射量とも5/26~5/31の期間の方が過去30年の札幌市の平均値よりも8~9%上回っています。

5/26~5/31の発電実績はシュミレーション対比で96%

5/26~5/31の気象条件では、平年対比で108~109%

となるので、気象条件が平年より良かったことを考えると、もう少し発電実績が欲しかったですね。ただ、故障中であった4月(日照時間で110%、全天日射量で103%で、発電実績が76%)と比べると、5/26~5/31の期間は日照時間で108%、全天日射量で109%で、発電実績が96%ということで、発電実績はグンと伸びていることがわかります。

しかし、スピヨ太陽光発電所の不具合が解消されてからの期間が短く、データも少ししか取れていません。また、パネルの性能は検査結果である程度分かったのですが、今回の不具合の原因であったパワコンの性能や仕様がいまいち掴めていないので、手放しでは喜べないですね。今後の発電量の推移を注意深く見る必要がありそうです。

というわけで、ごくごく短い期間での検証をしてみました。力を取り戻した後の発電量、6月はどうなるのか?パネルの回路をどうするか。パワコンをどうするか。まだまだスピヨ太陽光発電所から目が離せません!

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