3/16からスピヨ太陽光発電所がスタートしました。
約2週間ですが3月分の発電実績を公開します!
発電・・・219.0KW
売電・・・182.1KW
自己消費・36.9KW
という結果でした。
売電金額を予想すると、買い取り単価が1KWあたり33円なので、
182.1KW × 33円 =6009.3円
になり、およそ6,000円の売電収入が見込めます。
そして、自己消費(太陽光で発電した電気を自分で使用した分)=発電-売電
が、36.9KWです。
ヤマゾー家はオール電化なのですが、太陽光発電が稼働している間は思ったより電気は使っていないなという印象です。
ちなみに自己消費した分を金額に換算すると、ヤマゾー家の日中の電気代単価は約40円ですので、
36.9KW × 40円 =1,476円
3/16~3/31で、約1,500円分の電気代がお得になった計算になります。
あくまでモニターでの数字なので、これから実際に電力会社から来る請求が本当の数字になります。
実際の請求とモニターでどのくらいの差がでるのか?今後に注目ですね。
この間(3/16~3/31)の札幌市の気象データは
日照時間(日平均)・・・5.88時間
全天日射量(日平均)・・14.43(MJ/㎡)
でした。
平年と比べると、過去30年の3月における平均値は
日照時間(日平均)・・・4.73時間
全天日射量(日平均)・・12.5(MJ/㎡)
であり、今年の3/16~3/31の16日間は平年対比で今年の3月は日照時間で124パーセント、全天日射量で115パーセントとなっています。
少なくともスピヨ太陽光発電所が稼働してからの約2週間の日射データは3月の平年の数値よりもよかったことになりますね。太陽さんがいつもの3月に比べると出ていたということです。
ということは、今年の3月はいつもの3月よりも発電できるよ~という気象条件にあったわけですね。
では、この2週間におけるスピヨ太陽光発電所の発電実績はどうだったのでしょうか。
ちゃんと発電できたのでしょうか。検証してみましょう。
太陽光発電システムを導入するにあたって、年間でどのくらい発電するか等のシュミレーションをします。
その地域の気象データを使って、パネルの設置方位や角度、システムロスや温度損失など様々なことを考慮して算出されます。
そのシュミレーションのもととなる気象データというのは過去30年の日射データを使用しています。
その中で大きく変動することは気象状況です。天気は同じ月でも日によって変わるし、また年によっても変わってきます。
寒い時もあれば暑いときもあるし、天気のいい日もあれば雨降りの日もあります。槍が降った日は今のところないようです。
つまり、過去30年を平均するとあなたの住む地域の太陽さんの様子はこうだったから、今後もきっとこんな太陽さんの様子になるでしょう。というのをもとにシュミレートして発電量の予測をするわけです。もちろん、ヤマゾーも設置するにあたりシュミレーションを出してもらっています。
これを踏まえると、この2週間の気象データは平均よりも若干よかったので、スピヨ太陽光発電所はシュミレーションよりもいい数字が出る。つまり、発電できる状況下にあったことになります。
ではでは、シュミレーションと比べてみましょう。
まず、3月の発電実績(3/16~3/31)219.0KWだったので、それを稼働日数の16日で割ると1日あたり13.69KWの発電となりました。
そして、発電シュミレーションでは3月は503KWなので、3月の日数31日で割ると1日あたり16.23KWです。
あれっ!?少なくね!?
シュミレーションよりも発電量が1日約2.5KW少ないですね。
月に換算すると
約2.5W × 31日 =約77.5W
ひと月で77.5W少ない計算になります。
仮定の話ですが、3/16~3/31までのスピヨ太陽光発電所の発電実績から3月フル稼働した場合の発電を算出してみると、3月の発電実績が1日あたり13.69KWだったので、
13.69KW × 31日 = 424.4KW
になります。
これをシュミレーション値と比較してパーセンテージにすると
424.4KW ÷ 503KW = 84.3パーセント
シュミレーション値よりも15.7%少ないです。
こんなものなのでしょうかね。
気象データは平年より10数%いいのに発電実績から出した3月の数値が15%少ないなんて、どこか不具合が発生しているのでしょうか。そうじゃないにしてもちょっと期待外れですね~。まあ、期待しすぎていたのもありますけど。
たかだか2週間の結果だけで、正しいかどうかもわからない算出方法で検証して出た数字が悪いからとガタガタ言うのもどうかと思いますが、そういう性格なものでして(^^ゞ
これからも良いにしろ悪いにしろ、ガチブログである「スピヨ太陽光発電所」は「太陽光発電システムを取り入れようとしている方」や「すでに取り入れている方」への参考になることを基本姿勢とし、ありのままの姿を発信していきますので、今後ともよろしくお願いします<m(__)m>